

経営者にとって、資金繰りは常に最大の関心事です
このテーマに対して会計事務所が的確にアドバイスできるかどうかで、
経営者からの信頼、そして事務所の存在価値は大きく変わります。
法人税申告書を作成できるようになった若手からベテラン職員まで、
会計事務所の職員に広く求められる、顧問先の資金繰りを支える4つの力を養います。
理解する力 基礎知識と読解力
* キャッシュフロー構造や黒字倒産の仕組みを、会計と資金の視点から理解する力
* 経営者の「資金感覚」と会計上の数字の“ズレ”を読み解き、言語化できる技術
可視化する力 可視化と分析
* 資金繰り表やCF計算書から資金繰りの課題・問題点を明らかにし、その対策を立案する技術
* 経営者にプレッシャーを与えるのではなく、エンパワーしながら資金繰りをアドバイスする技術
伝える力 説明と資料作り
* 銀行に伝わる事業計画書(資金繰り表・返済計画、資金使途明細)を作成する技術
* 「借りる理由・返せる根拠・時期の整合性」を、視覚的・論理的にわかりやすく示す技術
交渉する力 交渉と信頼構築
* 銀行面談の場で、想定される質問に的確に答え、信頼を積み重ねていく対話技術
* 顧問先経営者を“代弁”するのではなく、
隣に立ち補足・翻訳する専門家としての技術
金利上昇を踏まえた 銀行の融資姿勢の変化を徹底解説!
企業の資金調達環境が大きく変化する中、従来の融資感覚では通用しない時代に突入しています。
本セミナーでは、金融機関の融資姿勢の変化とその背景、
実務で必要な対応ポイントを、銀行出身の講師がわかりやすく解説します。
短期運転資金・リファイナンスの
審査基準はどう変わったのか?
「保証協会付きなら通る」は通用しない時代へ
─ 融資現場のリアル
研修プログラム
《 10:00 – 17:00(開場9:30)》
➊資金繰りの基本的な考え方
- キャッシュフローの三層構造(営業・投資・財務)
- 会計数値と実際のキャッシュの違い
- 「黒字倒産」はなぜ起こるのか? 経営者の資金感覚とのズレ
- 黒字倒産危機、資金ショートに直面した企業の相談事例
➋資金繰り表とキャッシュフローの読み解きと説明技術
- 資金繰り表の基本構造と作成のコツ
- 「特異月」の見抜き方(賞与・納税・借入返済など)
- CCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)による運転資金の定量化
- 月次ギャップから資金需要額を把握する
- フリーキャッシュフロー、DSCR、経常収支など返済原資の基礎
- 顧問先・銀行への説明ポイント
➌銀行融資が通る“見せ方”と伝え方
- 銀行融資・企業格付の基礎知識
- 銀行の融資判断プロセス(5C分析/資金使途/返済原資)
- 「見せる資金繰り表」の構成要素
- 使途別の融資提案:運転資金 vs 設備資金
❹銀行面談・交渉における説明と応答技術
- 面談の流れと論点(初回訪問/定期フォロー面談)
- 銀行のよくある質問と意図の読み取り
- 返済根拠、資金余力、売掛回収などの答え方
- 顧問先と会計事務所の役割分担
❺金利上昇時代の融資スタンス─金融機関は、いま何を見ているのか?
- 金融機関は何を変えたか?
- 短期運転資金やリファイナンスへの影響
- リスケジュールに対する目線の変化
- 保証協会=「支援型」から「選別型」へと見方がシフト
※プログラム内容が一部変更になる場合がございます。
受講料(税込)
1名様 | 33,000円 |
- 【 銀行振込でのお支払いをご希望の方 】
お申込み受付後、ご請求内容を記載した「申込請書」と「請求書」をご記入のメールアドレスにお送りいたしますので、記載されているお支払い期限までに、受講料をお支払いください。
※振込手数料は貴社にてご負担願います。
※お支払いの際に振込名義人の前に、5桁の受付番号を入力ください。 - 【 クレジットカードでのお支払いをご希望の方 】
お申込み受付後、「申込請書」ならびに、ご購入手続きの詳細をご記入のメールアドレスにお送りいたしますので、記載されているお支払い期限までに、受講料をお支払いください。
※「クレジットカード」での決済についてはStripeのシステムを利用しています。
「創業支援塾」は、申告書が書けるようになった若手職員の“次のステップ”として多くの事務所様にご利用いただいております。
本講座とセットで受講することにより、創業支援から資金繰りまで一貫して支援できるスキルを習得することができます。
若手の底上げを図りたい事務所様は、ぜひこの機会に併せて受講をご検討ください。
選べる2 つの受講方法
本講座はリアルタイムでのオンライン受講と後日オンデマンド受講のどちらかお選びいただけます。
もちろん、リアルタイムでのお申し込みをいただいても、お申し込みいただいた回の研修動画を後日ご視聴できます!!
視聴期間中(ご視聴可能開始日から3か月)は何度でもご視聴いただけます。

リアルタイム受講+オンデマンド受講
当日に聞き逃した点等をしっかりと復習できる
オンデマンド視聴動画も提供します。

オンデマンド受講のみ
後日配信のオンデマンド視聴動画で
じっくりと時間をかけて学習できます。
受講方法
リアルタイム受講はZoom によるオンライン研修となります。
インターネット環境とパソコン、マイク、スピーカー、WEBカメラがあればどこからでもセミナーにご参加いただけます!
- お申し込み後、ZoomミーティングID・PWを開催日までにe-mail等にてお送りいたします。
(テキストは別途郵送等にてお送りする予定です) - 講義の録音・録画はご遠慮願います。
- Zoomのカメラ機能はオンの状態でのご参加をお願いいたします。
※ZoomおよびZoom(ロゴ)は、Zoom Video Communications, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

講座当日に配信した内容を編集してお送りいたします。
- お申し込みいただいたメールアドレスに、動画視聴用URL、ログインID、パスワード、テキストデータをお送りいたします。
- ご視聴可能開始時期は各講座終了後、約3週間を予定しております。
- 資料、動画及び音声の第三者への公開、転載、複製、貸与などは固くお断りしております。
|講|師|紹|介|

H&Pコンサルティンググループ 代表
株式会社プロシード 代表取締役
小寺 弘泰 氏
大垣共立銀行にて10年勤務後、財務コンサルティングを手掛ける株式会社プロシードを設立。現在は120社超の顧問先の経営支援を行う認定支援機関実務の専門家。2014年より「経営革新等支援機関推進協議会」の専任講師・アドバイザーを務め、全国約1,700の会計事務所が所属する同協議会のエグゼクティブプロデューサーでもある。補助金支援実績NO.1の株式会社エフアンドエム社アドバイザーとしても活躍中。全国の信用金庫・地銀・税理士会支部などでの講演実績も多数。著書は『認定支援機関実務ハンドブック』『中小企業経営支援原論』『中小企業財務超入門』など。